【読書】ぼぎわんが、来る 読了しました。
ひさしぶりに、書評になります。
こちら、
まず、この本見た瞬間に、100%の人が抱く感想として、
だと思う爆
本のざっくりした内容はこんな感じ↓↓
幸せな新婚生活を営んでいた田原秀樹の会社に、とある来訪者があった。取り次いだ後輩の伝言に戦慄する。
それは生誕を目前にした娘・知紗の名前であった。原因不明の怪我を負った後輩は、入院先で憔悴してゆく。
その後も秀樹の周囲に不審な電話やメールが届く。一連の怪異は、今は亡き祖父が恐れていた“ぼぎわん”という化け物の仕業なのか?
愛する家族を守るため秀樹は伝手をたどり、比嘉真琴という女性霊媒師に出会う。
真琴は田原家に通いはじめるが、迫り来る存在が極めて凶暴なものだと知る。はたして“ぼぎわん”の魔の手から、逃れることはできるのか……。“あれ”からは決して逃れられない――。綾辻行人・貴志祐介・宮部みゆきら絶賛の第22回日本ホラー小説大賞〈大賞〉受賞作!
うーん!お化け?妖怪? かなり王道ホラーって感じ!
この本、姉が先週貸してくれたんだけど、
うちの姉って文学部出身にもかかわらず、活字を読むことを極端にめんどくさがるんだよね(読書嫌い)
にもかかわらず、この本は本屋で見つけて、
と、ごく自然にレジに並ぶ程度に、読みたかった本らしい爆
そして、姉曰く、
程度に、テンポよく読めてオススメとのことだったんだわ爆
(姉の映画や本の好みを知っているから、私は姉のオススメ本にあまり期待をしていない・・・)
とはいえ、借りたものはすぐ読んで、感想述べて返すのが礼儀だと思うので、本日、わたくし、ゆーたんまるも読んでみました。
あ、一応書評にネタバレちっくなことも含まれるので、ネタバレ嫌な人はこちらでバックしてください。
『ぼぎわん』とは・・・??
ぼぎわんっていうのは、いわゆる土着の妖怪なんだけど、名前がほんと気になるよね。
なんか、ゴロ的にもホラーにぴったりっていうか、意味をなさない感じが恐怖を煽るというか。
読者の好奇心をかなりくすぐるネーミングだと思う。
で、私も「ぼぎわんってなんなのよ」って気持ちで、むしろそれがこの話の本質なのではないか、とおもって読み進めていったんだけど、
正直
読了後も
状態でした爆
伏線でもなんでもなく、固有名詞 爆
一応 本の中で触れらているネーミングの由来は、
昔西洋から来た宣教師の団体がお化けのことを『ブギーマン』って言っていたのを、この本のぼぎわんの発祥地(三重県ーM地方)の人たちが、
ってなって、そこから訛って、「ぼぎわん」になった、みたいなことでしたね。
(すまん適当で爆)
私当初、ぼぎわんって
「ボキッ!腕(わん)」の「ぼぎわん」だと思ってて、腕をへし折ってくる妖怪だと思ってたからね爆
予想大きく外れたわ爆
でも結局、物語の終盤には、『ぼぎわん』って言わずにずっと『アレ』っていうようになって、最終的に名前を言ってはいけないあの人的な扱いになってたww
ちなみにこの著者の澤村伊智さんって人、
『得体のしれない単語で恐怖や不安を醸成するのが得意』らしいよ爆
やっぱりな!!!爆
こういうひらがな4文字の意味をなさない単語ってどうやって思いつくんだろう。
この著者の本、他に読んだことないんだけど、もしまた読むことがあったら得体のしれない単語探しになるかもしれない爆
王道ホラーだけど、意外な展開!?
ストーリーのテンポは姉の言う通り確かに良くて、展開早いから、長編なんだけどかなりサクサクよめるよ。
本あまり読まない人は読みやすいと思う。
ただ、私よくホラー読むから、展開がありがちだな、と少し思ってしまった。
お化けが人を襲っていく王道ホラー!って感じ。
本の後ろの解説でも
良い意味で「ホラーや怪談やミステリを読みすぎた人の小説」であり、それらのジャンルの読者の心理を掌握しているからこそ、恐怖やサプライズをこれほど自在に演出できるのだろう。
解説 千街 晶之
こんな風に書かれているよ。
サプライズといえば、物語の冒頭で語り手だった人(主人公)だと思っている人が死んじゃうから、そこは意外性あるかもしれない。
最近、湊かなえとか真理幸子さんみたいに、語り手が次々変わっていく小説多いからまぁそこまでの衝撃はないけど・・・
「ぼぎわんが、来る」実写映画は2019年に公開予定らしい
小説としては、ありがち展開だったけど、映画化されるならちょっと見てみたい!
『ぼぎわん』がどう描かれるのか。
本の中では、体全体が灰色で、口がでかいらしい。
あと口臭いらしい。
ってことは、、、
ゆーたんまる予想
ウチ、口臭気になっててぇ~~~
あ、あと(突然話題変える)
妻夫木くん!本では派手に殺されるけど、映画どんな感じでグロ演出されるのか気になる・・・(グロ好き)
妻夫木君、大好きだけど爆
映画では派手に散ってほしい爆(いろんな意味で)
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